はじめに
皆さんは東証に上場しているETFで、グローバルX NASDAQ100・カバード・コール ETF(2865)をご存じだろうか?
説明は面倒なので東証マネ部を見てもらいたいのだが、要はNASDAQ100指数を対象にしたカバードコール戦略で年利10%超の分配金を叩き出すETFである。
なぜグローバルX NASDAQ100・カバード・コール ETF(2865)を買うのか?
東証プライム全銘柄の上場企業の予想平均利回りは2025年で2.36%であることから、このGX NASDAQ100カバコの利回り10.71%というのがいかに多いかがわかるだろう。手っ取り早くキャッシュフローを作るのにカバコは選択肢の一つだが、カバードコール戦略の特性からキャピタルゲインは望めない。つまり、コツコツカバコに積み立てるくらいなら原資産のNASDAQ100を積み立てたほうがよっぽど期待値がありそうだ。
じゃあなぜGX NASDAQ100カバコを信用取引で買ったのか?それはこの分配金利回りにある。
2025年10月現在、野村證券のオンライン専用支店の信用取引の買方金利は年利1.20%である。信用取引で買えば、単純計算で10.71%-1.20%=9.51%の利回りだ。自己資金ではなく信用で買って分配金で現引していけば10年と少しで丸々自分のものになる。しかも現引完了後は利回り10.71%のマネーマシンをタダ取りすることになるのである。
目論見
そこで私は躊躇なくグローバルX NASDAQ100・カバード・コール ETF(2865)を1,096円で3,000口、額にして3,288,000円分を一般信用買いした。分配金が125円のためこれだけで年間375,000円の収入だ。10年間分配金を我慢して現引すれば自己資金ゼロで毎月3万…、悪くない。

このブログの読者ならもうお気づきだろうが、この基本コンセプトは下記の記事で解説した信用取引の現引で資産形成手法に基づく。まだ手法詳細を知らない読者は下記を参照してほしい。
結果
というわけで、2025/09/05に買い建ててから初めての分配金25,228円が入った。これで22口現引をし、3000口中22口が自分のものとなった。


まとめ
これで10年後に毎月3万円の小遣いが入ることがほぼ約束されたようなものである。タバコ代にしてもよいし、毎週末飲み屋に行くのもよい。10年後にこの記事を振り返るのが楽しみである。



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